
はじめに
このブログは、「なぜこれが気になるのか?」という個人的な問いからスタートし、調査・分析・検証を通じて答えを導き出すプロセスを可視化する場として運営しています。情報過多の現代においては、ただ情報を集めるだけでは意味がなく、いかにして情報を選び、再構成するかが問われています。
私は「検索ではたどり着けない情報」「誰も深堀していない視点」「公式には語られないニュアンス」など、いわば情報の“隙間”に価値があると考えています。そしてその隙間を埋めるように、自分の言葉で構築し直すことを目的としています。
なぜニッチなテーマを扱うのか?
一般的な情報の限界
検索エンジン上には、大手メディアや大量生成されたコンテンツがあふれています。これらの情報は一定の正確性や網羅性を備えているものの、「本当に知りたいこと」にはなかなか届かないと感じることが多々あります。
特に個別具体的なニーズ――たとえば「この商品はいつ再販されるのか」「この型番とその型番はどこが違うのか」といった疑問は、誰も正確に答えていないことがほとんどです。
自分の関心が“誰かの役に立つ”確率
私は日常の中で生まれる「なぜ?」を無視せず、そこに時間をかけて調べ、考え、言語化しています。結果として、それが同じ問いを抱えていた他人にとっての“答え”になることが少なくありません。
ブログで扱うニッチなテーマは、「みんなに刺さる」よりも「特定の誰かに深く刺さる」ことを目的としています。
情報発信における3つの行動指針
1. 主観と客観のバランス
自分自身の体験や直感を起点にする一方で、それだけに頼らず、第三者でも納得できる構成を重視しています。読者に誤解を与えないよう、検証や出典、画像・比較などのエビデンスをなるべく明示します。
これは「読みやすいブログ」ではなく、「読み応えのあるブログ」であるための姿勢でもあります。
2. ニッチこそ価値
あえて“狭い領域”を掘る理由は明確で、大量にある情報の中で競争するよりも、「必要としている人に必要な情報を届ける」方が遥かに価値があると考えるからです。
具体的には、以下のようなテーマを好んで扱います:
- 商品の再販タイミングや入手難易度
- 一見地味だが実用性の高いプロダクト比較
- 購入前に誰も教えてくれない注意点
3. 思考は資産になる
思考の過程を記録することで、**一次的な“知識”ではなく、再利用可能な“知恵”**を蓄積していきます。感覚的な気づきにロジックを加えて整理することで、自分の中に「選ぶ基準」が明確になっていく。
これは私にとって、情報発信以上に、思考のチューニング作業でもあります。
副業としてブログを運営する意味
感性を守るための“もう一つの場所”
このブログは、本業とは直接関係のないテーマを扱う副業として位置づけています。収益も一つの軸ではありますが、それ以上に重要なのが、「感性や知的好奇心を維持・発揮できる場所」であるという点です。
ビジネスの現場では即断即決や効率化が求められがちですが、ここではその逆、丁寧に考え、深く掘ることを肯定できる時間が流れています。
情報の蓄積が“資産化”する構造
ブログというメディアを選んだのは、検索性・継続性・蓄積性の観点からです。SNSのように一過性で消費されるのではなく、過去に書いた記事が半年後・1年後に読者に届くという持続的な価値がある。
これは副業として極めて合理的な特性でもあり、限られた時間の中で情報資産を積み上げていける仕組みとして非常に理にかなっています。
今後の発信方針と方向性
私は今後も、以下のようなテーマでの発信を続けていく予定です:
- 世の中に情報はあるが、決定打が存在しないテーマ
- 自分が調べて納得した内容(一次調査・検証含む)
- 読者の「気になるけど誰も答えてくれないこと」
また、検索ニーズに即した構成・タイトル設計・導線の設計など、SEOや収益性も意識しつつ、誠実な発信を心がけていきます。
最後に
このブログは、自己表現でもあり、思考整理でもあり、副業としての実験でもあります。
PVや収益といった指標は運営上重要ですが、それ以上に「自分が何を見て、何を選び、何を残したか」を明確にするための記録です。
情報を集めるのではなく、選び抜く。
再現性ではなく、納得感。
短期の流行より、長期で残る判断基準。
そんなスタンスで、これからもブログを更新していきます。
サイト運営者:なるこ